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100万あったら何に投資する?

100万あったら何に投資する?

「○○円 投資」
という検索ワード、実はかなりの数の検索があります。

「○○円」の部分に関しては、それこそ様々で、
30万円
100万円
300万円
1,000万円
などなど、人によって懐事情は異なるようです。

ただ、全検索者に言えることは、
「元本が○○円なら何に投資したらいいの?」
というお悩みを抱えているということですね。

今回は、そんな問題の解決になるような、ならないようなお話をします。

投資ってなに?

投資、といっても実はとても様々です。
・投資信託を購入する
・FXをやってみる
・株を買ってみる
投資といった際、こういった内容がまず思いつくはずです。
これらは文字通り「投資」そのものですね。

他方で、「投資」という範疇には、下記も入りますよね。
・大学院に進学し博士号を取得する
・会社をつくる(資本金を入れる)

おそらく、わたしたちは、無意識のうちに投資を下記のように定義しています。
「お金を投資してリターンを得る行為」
そして、リターンには知識も金銭も含まれるという認識です。

今回も、「投資」を上記の意味で捉え話を進めます。

確実に儲かる方法はない

残念ながら、わたしたち人類は、将来を確実に予見することはできません。
確実に儲かる方法を選択することができません。

・1年後に100%の確率で100万円が103万円になる
・1年後に50%の確率で100万円が120万円になり、50%の確率で80万円になる
・1年後に50%の確率で100万円が180万円になり、50%の確率で20万円になる

将来が確実に予見できれば、50%がどちらに転ぶのか?がわかります。
したがって、何に投資をすればいいのかがすぐにわかります。

教科書的には、一番上に投資するのが正解です。
一番期待値が高いからです。

他方で、実際は個々人の置かれた環境は異なります。
なので、教科書的な正解がそのまま唯一の選択肢にならない人も多々います。
たとえば、株を飼うより不動産を購入したほうが、
節税効果で将来キャッシュ・フローが大きいという場面はもちろん存在します。

・Aさんは100万円が20万円に減ってもキャッシュ・フローはプラス
・Bさんは100万円が20万円に減ってしまうとキャッシュ・フローがマイナス
この場合、Aさんの選択肢は教科書的な正解以外を選択する余裕があります。

・何が「今日・あなたにとっての」正解なのか?
は、教科書を読んだだけでは絶対に導かれません。

どういった生き方をしたいのか?

冒頭の問い
「100万あったら何に投資する?」
という問いに対して、ポジショントークをするのは簡単です。

「投資信託を買いましょう!」
「FXをショートで持ちましょう!」
「●●保険に入りましょう!」
相手にとってリターンのない商品を薦める人は、ほぼいません。

上掲のとおり、100万円を投資しようという共通点こそあれ、
それ以外はあまり共通点がない人に唯一の正解を説くのは不可能です。
なぜなら置かれている環境が違うから、ですね。
何が最も有利なのか?は人によって異なります。

では、万人に共通する最善の「投資先」とはなんなのでしょうか?

儲からないよりは儲かったほうがいいですよね?
将来キャッシュ・フローが悪化するより改善するほうがいいですよね?

「投資信託」「FX」「株」といった金融商品を並べても、
特徴を述べることはできますが、何が「その人にとっての最善なのか?」わかりません。
金融商品を並べただけでは、「何に投資したらいいのか?」の答えは出ません。

・30万円だったら投資信託のA銘柄
・50万円だったら不動産を購入する
・1000万円だったら株式を購入する
といった答えは、絶対にありません。

まとめ

何に投資をするのかを決めるのに最も大切なことは、
自分が「どう生きたいのか?」を明確にすることです。

自分が自分で処理できる範囲内で、最も自分が納得できるものを選ぶ。
自分が自分で処理できる範囲内で、最も儲かる確率が高いものを選ぶ。

当社は、これが一番だと考えています。

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